【コラム】妻子持ちバサーは憂鬱?-釣りが大好きな若者に向けて-

もうこのテーマの記事は何回書いては消し、書いては消しを繰り返しているかわかりません…汗

何故かといえば、人それぞれ、仕事環境や家族状況など異なるので、自分の考えを色々と書いたとしても、なんだか痴がましく見えてしまい…

しかし、一例ではありますが、おっさんの経験談を、これから大人になり、家庭を持つであろう若者たちや、絶賛子育て奮闘中の方に向けて、記事としてまとめました。

家庭を持っても好きなことは続けられる?

現在、6歳、4歳、2歳の男児を子育て中のわたし。

我が家は親が同居しているわけでもなく、ごく普通の勤め人である私を含めての5人家族。

てんやわんやしながら、仕事・子育て・家事に追われる毎日を送っています。

家庭を持つことは素晴らしいことですが、奥さんを持ち、子どもを授かれば『自分時間』も『自由に使えるお金』も、当然ながら減ります…ものすごく減ります。

特に子育てが大変な、子どもが小さい間は、お父さんもお母さんも自分のやりたいことをぐっと我慢して、落ち着いた頃にまた自分の趣味を再開するという考え方もあります。

それも正解のひとつだとは思います。

ですが…

漠然とした『いつか』は来ない

ですが、ただ漠然と『子育てや仕事が落ち着いたころに、釣りを再開しよう、本腰入れよう…』と考えていても、それはいつになってもこないというのが私の考えです。

子育てだって、子どもが小さいうちは休職中の奥さんが、しばらくして働き始めれば、またそれもそれで色々と生活は忙しなくなるでしょう。

年をとって仕事上で責任の重い立場になれば、今度は仕事面で色々と大変になるでしょう。

つまり、落ち着いて自分の時間を持てる日なんて、待っててもやってこないのです。

 

好きなことを続ける。それでいいと思う。

『仕事や子育て、家事をきっちりこなしながらでも、好きなことを続けてみせる』

これが私のここ何年もの目標、というかライフスタイルのテーマです。

『仕事を効率的にこなし、家事も手早く終わらせて、子どもとの時間はしっかり向き合う…それをできたなら自分の好きなことをしよう(釣りに行こう)』そう考えると、ものすごくメリハリのついた生活になります。

うちの奥さんは恐妻ときにまぁまぁ厳しい人ですが、『それだけ好きな趣味を持ってるって凄いと思うよ』とよく言ってくれます。

その部分は認めてくれているようです。(その部分…『は』。笑笑)

但し、それなりの代償は必要かと…

しかし当然ながら、独り身のときと同じように過ごして、好きなことをやっていたら、家は回らなくなりますし、奥さんには内鍵をかけられるでしょう。笑

ある程度の代償は必要です。

具体的に私の例を言えば、ようは『選択と集中』です。

…つまり、趣味や遊びなどを絞って、お金と時間を1つのことに集中させるということです。

子どもを授かる以前や、まだ子どもが一人しかいなかったときには、よく飲み歩いたり、子どものときからやってた横ノリスポーツやテニスをしたり…といった感じでしたが、今は釣り一択となっています。

特に無駄な飲み会にはまず行かなくなりましたね…だって、飲んだら翌日早朝から釣りできませんしね。汗

ゴルフに飲み会、ギャンブルと、色々手広く遊んでいるのに『いや~釣りに行きたいんだけど、中々行けなくてね…』と言うのは違うと思います。

それは『行きたい』んじゃなくて、自分で『行かない』ということを選択してるんです。

たくさんの工夫も必要

趣味や遊びの時間・お金の『選択と集中』をしたとしても、仕事や家事に追われていては、結局のところ釣りなんか行ってる暇ありません。

でも、仕事と家事を効率化することは、努力次第でいくらでも可能です。

仕事で言えば、率先して無駄会議・報告書をなくしていくとか、徹底的にタイムマネジメントするとか

家事で言えば、効率的に家電を回して処理したり、子どもが自分で片付けられる環境を作ったり。

※我が家は子どもが2人だったときは、家事をこなし終わるのが0時超えで、ほぼ寝ずに釣り行くような状況というのがしょっちゅうでしたが、今は子ども3人なのに普通に22時くらいに寝られたりします。子どもが多いから大変、というんじゃないんです。やり方次第。

家族への配慮

ここまですれば、堂々と釣りに行けるでしょう!!

…と言いたいところですが、実際は定期的に、長く、釣りを楽しむには、家族への配慮は忘れてはいけません…自分が意識しているのは特に以下の3つです。

1.家族の予定を優先する

例えば天候からして絶対土曜日の方が釣れそう!という状況でも、土曜日に家族で出かけたいというなら、潔く引き下がります。笑

でも日曜日は朝釣り行ってもいいよね…?(恐る恐る)と。

実際経験上、ムリして狙って釣りに行った日って大した釣果が得られなかったりします。

きっと殺気立ってるのが悪影響してるんでしょうね。笑

2.予定通りの時間に帰宅する

釣りに行っても、予定していた時間通りに帰宅します。これをしないと信頼関係は崩れて、以降の釣行に悪影響が出ます。

我が家で言えば、ショッピングモールや公園に出かける予定があるならば、AM9~10時にはきっちり帰宅し、家族との予定が後ろにズレないようにします。

3.お金がかからない近場に強くなる

一般庶民の私としては、毎回の釣行に高速代なんて払えませんし、ガソリンだってなるべく使わずに釣り場を行き来したいです。

つまり、近場のフィールドに強くなり、そこで十分楽しむ術を見つけることが必要でした。

私の場合は、そのためのひとつの手段がフィッシングカヤックでした。

おかっぱり目線では大したフィールドが近所になかったとしても、船に乗れば可能性は大幅に広がります。

…船を持つなんて『お金をかけずに』というのに反してる?いえ、カヤックなんて皆さんが使っている1タックル程度の金額です…

 

ただ、私がやってる短時間リバーカヤックバスフィッシングは、4K(キツイ、汚い、危険、気が気じゃない)なので、基地外レベルに釣りが好きな人以外にはオススメしませんけどね…汗

まとめ

長々と色々書きましたが、私が伝えたいことは『家庭を持っても、釣りが本当に好きならば、続ける術はいくらでもある』ということです。

妻子持ちバサーは憂鬱?

憂鬱に浸っている場合じゃないと思いますよ。

その中で最大限楽しむ術を、自らで見出すのです!!