【カスタム】14カルカッタコンクエスト100/101をマグネットブレーキ化(カルコンBFSとの比較も)

【カスタム】14カルカッタコンクエスト100/101をマグネットブレーキ化(カルコンBFSとの比較も)

以前に紹介した17カルカッタコンクエストBFS HGの深溝スプール・90mmハンドル化…

ラインキャパアップ+巻き上げのトルクアップで、これぞライトプラッキング最強機だ♪とイキっていたところ、KAKEDZUKA.comでお馴染み欠塚製作所様からお荷物が届きまして…

そう、アベイル社から販売されている【マイクロキャストブレーキALD15】&【マイクロキャストスプール14CNQ1024RI】!

「これでマグ化したカルコン100/101と、カルコンBFSとを比較してみるべし」とのことで…はい、ではその指令、素人全開で引き受けてみました(/・ω・)/



カルコン100をマグネットブレーキ化

というわけで早速取り付け。

14カルカッタコンクエストにマグネットブレーキを取り付ける方法はアベイルの公式HPに紹介されていますので、これに沿って作業をします。 → ALD15・14CNQ1024RIの取り付け方法(アベイルHP)

しかしこれ…ごめんなさい、個人的にはわかりにくい…

ていうかこれに沿って作業すると 外部ブレーキツマミが動かない→無理に動かそうとしてギア壊す になりかねません…(小声)

正直面倒なので説明省略したいところなんですが、当ブログでも交換手順を順を追って一個ずつ説明することにします。

※アベイルさんのHPで問題なく取り付けられる方はそっち(本家)を見てくださいね!こっちはあくまで素人の我流です(^^;

STEP1.スプールとサイドカバーの取り外し

サイドカバー(本体B組)を取り外し、スプールを抜きます。

STEP2.マイクロキャストスプールを入れる

マイクロキャストスプールを入れておきます。

STEP3.サイドプレートの取り外し

固定ボルト(No.91)を外します。

外すとダンパーブッシュ(No.90)+サイドプレート組、座金(No.109)が取れるので、保管しておきます。

さらに本体Bカムレバー(No.94)、フレームB受ケカム(No.93)、本体Bカムレバー調整座金(No.92)も引き抜いて取り外します。

※組み上げるときに順序や向きが分からなくなったら上記画像を参考にしてください。

STEP4.BRツマミギアの取り外し

BRツマミギアを固定している固定ボルト(No.85)を外します。(このときのBRツマミの位置【MIN~MAX】はどこでもいいです、結局外すので)

ここでBRツマミギア(No.86)を外します。やり方は色々あると思いますが、私が一番楽と感じた方法を紹介します。

ツマミギアの下に入っているOリングを、BRツマミ(No.96)が落ちない程度まで押し上げて(BRツマミを引き抜いて)、マイナスドライバー等でギアをBRツマミの軸から抜きます。

OリングはBRツマミ軸にハマった状態で次のステップに進みます。(最悪Oリングが抜けてしまっても、精密マイナスドライバーやバイスがあればOリングを再度はめることは可能。手先が器用な人じゃないと発狂したくなるかもだけど…)

STEP5.ブレーキパイプギアを抜く

ブレーキパイプギアを回転させて抜きます。(100、101で回転方向が逆になるので注意)

※指が滑って中々回転しないかもしれませんが、ここは力技でいって大丈夫です。

STEP6.マグネットブレーキの取り付け

ブレーキパイプの代わりにマグブレーキを入れます。マグブレーキを回転させながら押し込みますが、取り付ける角度は下画像を参照してください。ギアが切っていない部分があるので、そこを取り付け角度の基準にします。

※正しく取り付けられていれば、マグブレーキが左右にひねると高さ(スプール側との距離)が変わるので、確認をしてください。

STEP7.BRツマミギアを取り付ける

マグブレーキが一番飛び出している状態(上写真の左側)でBRツマミをMAXに合わせ、BRツマミギアをピンセット等を使ってBRツマミの軸に差し込み(このときギア中心の穴の真っ直ぐ切ってあるところと、ツマミ軸の真っ直ぐ切ってあるところを必ず合わせます。またギアの裏表も絶対に間違えないこと。〇マークが2個ついている方がネジ山側にきます。誤った形で取り付けるとギアが破損する可能性があります)、固定ボルトで固定します。

BRツマミをゆっくりMAX→MIN方向にひねって、マグブレーキが連動して回転するかを確認します。正常に動作し、MIN状態でフレームB受ケ組とマイクロキャストブレーキとの間に僅かに隙間が空いていればOKです。

※このときかなり固くて、動く気配がなさそうだったら無理にBRツマミをひねらないでください。最悪ギアが破損するかBRツマミ中心のネジ溝が舐める可能性があります。ツマミが固い場合にはマグ側をねじってツマミがMIN側に動くか確認します。

ギアのかみ合わせ部分にグリスを塗布して馴染ませると、BRツマミの固さがかなり軽減されます。個人的にここのグリス塗布は是非してもらいたいところです。

STEP8.サイドプレートを組み戻す

本体Bカムレバー調整座金、フレームB受ケカム、本体Bカムレバーをもとに戻し、座金、ダンパーブッシュを噛ませてサイドプレートを固定ボルトで固定し直す。

※このときフレームB受ケ組の凸がサイドプレートの内側へ入り込むようにしてください。

STEP9.サイドカバーを戻して完成

ブレーキツマミをMINにし、さらにマグネットブレーキの上部も一番締めた状態(マグブレーキ上部を回転させることでマグとスプールとの距離を微調整することができます)にし、サイドカバーを戻して完成です!

なお、マグとスプールの距離を微調整する(ブレーキを強めたい)場合には、BRツマミをMAXとし、マグブレーキ上部を反時計回りに回転させてマグをスプールの中心プレートに近づけていきます。当然ですがマグが飛び出しすぎるとスプールに当たってしまうので、当たらない範囲で調整をします。(下写真は極端にマグを飛び出させた状態です)

マグ化カルコン100の使用感

…はい、ここまでの説明がかなり長くなってしまいましたが、ようやく完成したカルコン100マグ化の使用感についてです!色々と小~中型プラグやちょっとしたワーミングなどに使ってみましたが…

※今回はカルコンBFS HGと比較するのになるべくスペックを近づけるため、ギア比6.8、ハンドル長84mm(カルコン200純正)としています。



使用感はすこぶるいい!!!

小学生並みの感想ですみません…でもとにかく使用感はとにかく「気持ちいい!」ですよコレは。わざわざマグブレーキを取り付けたかいがあったな…と感じられます。

スプールの立ち上がり良く、糸の浮きも少ない。SVSと比較しても特に違和感を感じないキャストフィールです。

もし一つ難癖つけるとすれば…

ラインキャパは12lbでメタルバイブ投げるともう危険レベルです。オカッパリでそこそこ遠投して使うなら、ラインはやっぱりメーカー想定内の10lbまでじゃないとちょっとキツイかな…っていうところでした。(まぁこれはBFS深溝でも同じなんですが)

カルコン100改とカルコンBFS改を比較する

それぞれについて一つ一つ解説していくと超長文化するので、とりあえず比較表を作りました。

なお、スペック以外については私の主観です。

カルコン100改vsカルコンBFS改 比較表

カルカッタコンクエスト100/101
マイクロキャストスプール+マグブレーキ
カルカッタコンクエストBFS HG
深溝スプール化
スプール重量 10.2 g 5.3 g
ギア比 5.2 または 6.8 6.8 一択
ラインキャパシティ 8lb-75m,10lb-55m(溝深さ2.4mm) 10lb-50m,12lb-40m(溝深さ2.9mm)
キャストフィール すこぶる良い!! 何故かあまり良くない…
カスタムの手間 細かい作業苦手な人にはちょっと苦痛 スプール入れ替えだけなので超簡単
コスト 12,400円+税(スプール9,400円+ブレーキ3,000円) 10,000円+税

※今回はカスタムハンドルではなく純正ハンドル仕様としています。そこもいじり始めると訳わかんない検証になるので…

※スプール重量は、BFSがスプール径32mmに対して100/101は36mmということもあり、重量差が大きくなっています。

個人的な見解

ライトプラッキングをコンクエストで気持ちよくやるという目的を達成する意味では、どちらを選択しても正解です。

しかしカルコンBFSベースとカルコン100/101ベースの差異を考えると、以下のような点が挙げられるので、ひとつひとつについて考えてみます。

  1. スプール径の差
  2. BFSではギア比が6.8一択のに対し、100/101なら5.2と6.8が選べる
  3. 純正ハンドルの差
  4. キャストフィールの差

まず1.のスプール径の差からくる違い(BFSが32mmに対して100/101が36mm)については、「えぇ?」と思う方もいるかもしれませんが、私はさほど気になることはありませんでした…

というのも、今回は思いっきりベイトフィネスな使い方をするわけでもなく、重量級ルアーを使う訳でもなく、7〜14g程度のルアーをメイン用途としたので、特筆するようなことがなかったんですよね。

強いて言えば7g前後のシャッドはBFSの方が投げやすかったかな…?というくらいでした。

2.のギア比については、100/101ならばギア比5.2という選択ができるので、ローギア好きの人にはメリットかなと感じます。シャッドや小型クランク等であれば巻き抵抗はそこまで大きくないため、あえてギア比5.2を選択したいという人は少数派かもしれませんが。笑

3.の純正ハンドルについては、100/101(HG)の純正ハンドルはいわゆるバーサタイル仕様?の一般的なノブ・重量のハンドル組となっており、ライトプラッキング用途にマッチするとは言い難いものです。

一方、BFSの純正ハンドルはライトなプラグを使用するのに非常に良いフィーリングで、ハンドル長は84mmですが軽量設計。ハンドル長・ノブのライト感含めて自分の中で評価高めです。

しかしながら、BFS深溝スプールのキャストフィールは100/101マグ化より劣るように感じます…スプールの鳴り(振動ノイズの大きさ)も結構気になるんですよ…この原因はFTBブレーキシステムとマイクロキャストスプールの相性なのか何なのかわかりませんが、結構残念なポイントです(;´д`)

まぁ…どっちが良いよ!ってのはなく、それぞれ良し悪しあるよねってところですかね(超曖昧

ただし、BFS所有者よりも圧倒的に100/101所有者の方が多いかと思うので、手持ちのリールをカスタムして…と考えると、カルコン100/101ベースの方が需要多いのではないかなぁと感じるところですね。

現行カルコンユーザーとしては、ALD15+14CNQ1024RIという選択肢があることはありがたく感じます!

もう一つのマグ化キット「ZPI NRC614M+」も気になる

また、カルコンをマグ化するカスタムするパーツは、別メーカーから販売されています。

それがZPIの「NRC614M+」

マグ化という面では使用感に大きな差はないのかなと思いますが、一番の違いはラインキャパシティとコスト!

ZPI NRC614M+(スプール・ブレーキ・ビス・ドライバー入りのカスタムキット) アベイル マイクロキャストスプール+マイクロキャストブレーキ
価格 18,500円(+税) 12,400円+税
ラインキャパ 14lb-75~80m 8lb-75m,10lb-55m(溝深さ2.4mm)

NRC614M+については「隙あらばバス釣り」でお馴染みサカナさんが使っていますね↓

個人的にはちょっと高すぎ…でも12~14lbの太めなラインを使えるということは大きなメリットと感じます!

マイクロキャストブレーキは構造上ここまでの深溝は作るの厳しいんですよね…

うーん、太糸ユーザーとしてはこっちも魅力的…けれど、現在の販売状況を確認したら、すでに生産終了してるっぽくて、在庫限りのようですね…カラーも選べない状況っぽいのはちょっと残念(^^;

 

まとめ

カルコンBFS HGの深溝スプール化と14/15カルカッタコンクエスト100/101(HG)のマグネットブレーキ化について比較してみましたが、はっきり言ってそれぞれ良し悪しあり優劣は付けられないよねっていう結論です。笑

特にカルコンくらいの価格帯だと、最初からカスタム見越してこリールを購入する方も少ないと思うので、手持ちのリール次第…ってところもありますかね。

カルコン100/101ベースで考えれば、純正で小型プラグをキャストするのはだいぶ厳しいので、マグ化できるカスタムパーツが販売されていることはユーザーにとって選択肢が広がってありがたいことですかね(‘ω’)

ってことで、これを〆の言葉とします。笑

長文すみません、最後まで読んでいただきありがとうございました♪