誰が何と言おうとカルカッタコンクエスト!カルコンがあれば何もいらんのだよ!
基本いつもそんな調子のみかんさんですが、「なんかガチ釣りじゃなくてちょっとした遊びのときに使うサブ機的なのほし~な~」なんてふと思ったことがありまして…
でも、そんなんにお金かけるんならカルコン200HGほしいし…というわけで安リールを探していたところ、ときめいたのはUSシマノのクラドK。
シマノ製ベイトリールにはあまりないガッチリ&マットブラックなデザインでカッコイイ!!
でも、まぁ安いといえど余裕の2万オーバー…さてどうしたもんか…
マットブラックなやついた!その名も「18バスライズ」
そんな中、シマノHPを見ていたら目に留まったベイトリール…
え?こんなんあったんだ??
??ん??アマゾンで5000円?はぁ???
…気が付いたらポチってました…気が付いたら家に届いてました…
ネットショッピングこわー!!
18バスライズのスペック
そんなわけで新しい私のおもちゃになった18バスライズ。
多分エントリー機でお馴染み「バスワンXT」は知っている方は多そうですが、18バスライズはマイナーかも?ということでスペックを簡単に紹介。
重量 | 200g |
ギア比 | 7.2のみ |
ハンドル・ハンドル長 | 右のみ、84mm |
ブレーキ機構 | マグネット式(イージーマグ機構) |
ベアリング数 | 1 |
…いかがでしょうか?色々凄くないですか?
右ハンのみかよ!HGのみかよ!1BBて!てかマグネットブレーキなの!?…等々、普段中価格帯以上のリールを使っている人は色々ツッコミたくなるかもしれませんね。
個人的には、オール右ハン使用だから右ハンドルオンリーは問題ないのですが、ブレーキが遠心じゃないこと、ハイギアのみというところがやや残念。
とはいえ実売価格5,000円…まぁ文句言うなよってことですね。笑
18バスライズのインプレッション
ここからは18バスライズの魅力を余すことなくお伝えしたいと思います!
外観インプレ
まずは外観からインプレしていきましょう。
画像の通り、ボティはマットブラック。しかし謎にレベルワインドガードだけツヤツヤラメブラック。
ここらへんはさすがシマノデザイン、というとこですね。うん、ダサい。
ボディベースは17カシータスMGLのボディと同じですね。(ただ遠心とマグの違いで、サイドプレートの構造・デザインは異なります)
クラッチはちゃちいですが実売1~2万クラスのリールと同じです。
ハンドル組はノブキャップがプラでダサいのと、ベアリングなしグリスギトギトってことを除けば、中価格帯シマノ純正のものと同じようなクオリティです。純正ハンドル組が2,500~4,000円することを考えれば、リール5,000円でコレは安いね!
スプールはいわゆる150番クラスで16LBがたっぷり100m巻けます。
ゾディアスのカラーリングと合わせた感のある赤色で仕上がっております。
使用感インプレ
次に使用感のインプレです。
もう届いたときから色々とカスタムしたくてうずうずしている訳ですが、まずは純正仕様で評価してみるべきでしょ…
ということでフィールドへ。
ロッドはTULALAインディー610(Mクラス、ロッドのインプレはコチラ)を使用しました。
このリールが想定しているのはせいぜい1/8~1oz程度のルアーでしょうから、その辺のルアーを投げたり巻いたりしてみましたよ。
つらつらと書くより評価項目ごとに結論を箇条書きしますね。
ブレーキセッティング
- メカニカルブレーキが少しでも緩いとキャスト時スプールがブレて音が出る。セッティングややシビア。
- マグブレーキ1~10段階でセットできるが基本使えるのは4~7。それ以下はバックラ、それ以上は飛ばなすぎ。
飛距離&キャストフィール
- セッティングが決まれば普通に十分な距離が出る。
- マグっぽい飛び方。シマノ高価格帯のFTBとはフィーリング全然違う。
巻きごごち
- ハイギア+グリスベトベトのせいか重い感じは否めない。
- 巻いてるときの感度悪め。(クランクがボトムを触ってる感触とかが鈍い)
※ただし上記2点はカスタムすればある程度改善できそう
魚とのファイト
- ドラグ機能は大して働かない
- 突っ込み中の魚をゴリ巻き+強いパーミングでボディが歪む感あり(実際に歪むわけではなくて、そういう感覚になったということ)
18バスライズ総評
ここまでのインプレを読んでくださった方は、「やっぱ5,000円のリールなんてダメなんじゃ~ん」とか思ったかもしれませんが、はっきり言いますね。
全然ダメなんかじゃありません。
5,000円でこのクオリティ?やっぱシマノすげ…
というのが私の総評です。
コストを抑えるために部品数を少なくしているのと、ボールベアルングをプラスチックブッシュに替えてあるのは仕方ないことでしょう。
純正品でも特殊なルアー(ベイトフィネスリールでやるような範囲と、重量系ルアーの範囲)を扱わないのであれば、普通にバス釣りができますよ。
ただし、ブレーキセッティングがシビアなため、初心者の方がこのリールでうまいこと飛距離を出すのは難しいかもしれません。
また、ハイギア(7.2)のみのラインナップであるため、巻き抵抗が比較的強い巻物(クランクベイトやスピナーペイト、クローラーベイト等)でバス釣りをしてみたい人にはあまりオススメできません。
どちらかと言えば巻き抵抗の少ないルアーやワームの釣りに向いているリールです。
まとめ
18バスライズ購入までの経緯から、純正(ノンカスタム)状態でのインプレでした。
ちなみに18バスライズの1つ上位の機種、「17バスワンXT 150/151」は左ハンドルがラインナップされていること、遠心ブレーキシステムであること、ベアリング数が多いことなどがバスライズとの違いになります。
後日、18バスライズのリールカスタム方法についても公開していきたいと思います(^^)
追記★18バスライズを1BBから9BBにカスタムする方法についてはコチラから↓
先日新しいおもちゃとしてご紹介させていただいたシマノ現行最安ベイトリール、18バスライズ(実売価格5,000程度・右ハンドル・ギア比7.2・イージーマグシステム)でしたが… [sitecard subtitle=関連記事 url=ht[…]
追記★18バスライズの最終形態、フルカスタム記事はコチラから↓
いよいよ実売価格5,000円程度のシマノ最安ベイトリール、18バスライズのカスタム記事最終版です。 今回は外装カスタム&機能面の強化、軽量化についてまとめていきます。 前回までのおさらい 前回までのおさらい記事はコチラ↓ […]