自分が冬から春にかけて多投するルアーのひとつである「スイムベイト」について、チューニング方法と根がかり回避カスタムについてまとめます。
冬・春に向けてスイムベイトを準備
こんにちは、スイムベイトで一番信頼しているルアーは「シグナル デビルスイマー」のみかん🍊です。
…いや、逆に言うとデビスイくらいしかデカバス釣れて良い思いしたことがないっていう話なんですけどね。汗
しかし冒頭にも書いたように、冬から春にかけては「ボリュームがあってゆっくりでもしっかり波動が出るようなルアー」を多投したくなるのは私だけではないと思います。
そんなわけで2020年の初バスゲットのため、夜な夜なスイムベイトを引っ張り出してきていじっていたので、改めてチューニングやカスタムについてまとめておきます。
5つのスイムベイトチューニング&カスタム
ということでスイムベイトに対して自分が実践しているチューニングやカスタムについて、5つほど挙げてみます。
(1)レンジを落とすチューニング
まず一つ目はレンジを落とすチューニング。
これはまぁド定番な感じなのでやっている人も多いのかなと思います。
スイムベイトのお腹やアゴ下にネイルシンカーを入れるというものです。
自分はフォール中のバランスを前傾姿勢にする方が好きなので、アゴ下にネイルシンカーを入れていることが多いですね…
同じレンジを引こうと思っても、ゆっくりじっくり引くのと、レギュラースピードで普通に引くのとではウエイトの入れ具合を変えなくてはなので、ネイルシンカーはマストアイテムです(/・ω・)/
※今書いてて知りましたが、アマゾンでこんな安いタングステンネイルシンカー売ってるんですね…ちょっと数量多いけどw
(2)真っすぐ泳がすチューニング
続いてスイム姿勢の改善について。
以前に買ったデビスイなんですが、ハズレ個体?なのか、どうも真っすぐ泳いでくれなくて、チューニングに苦労していました。
状態としては…
こんな感じに傾いた状態で泳いでしまうというもの。
巻く速度がゆっくりなほど、顕著に傾きます。
顎下にネイルシンカーを入れて重心を下に持ってきても、インサートしているワイヤーを軽く曲げてみたりしても改善されずで、色々と試行錯誤したのですが…
最終的にはこんな感じで頬の部分にネイルシンカーを差し込むことで、改善できることを発見しました♪
ちなみに、ネイルシンカーを打つ場合、ラインアイに近い顔付近が良さそうでした。
テールの方に行くに従い、シンカーを入れる位置について、少しのズレでも影響が大きくなる印象です。
シンカー自体は調整する幅にもよると思いますが、0.5~1.0gくらいの小さなものでも、十分効果があると思います。
(3)ショートバイト対策カスタム
低水温期のショートバイト対策として、少しでもフックポイントを後ろに持ってくるために純正状態からスプリットリングやスイベルを追加することもあります。
気持ちの問題かもしれませんが、ショートバイト対策に多少は効果ありかな…と。
しかしやりすぎるとテールとフックが絡んだりとトラブルにつながることもあるので注意は必要です。
ちなみに一時期流行った(?)フックをマグネットで固定するチューンは全くやらなくなりました。
ボディに針の刺し穴ができないのは凄く良いのですが、フックがすぐズレたり、現場でマグネット自体がとれたりとトラブルが多かったので^^;
トリプルフックを固定するために刺してできた針穴は、適宜FIX-A-LUREで修復しておけばOKですね👍
(4)根がかり回避カスタム
スイムベイトの特徴として、フックがむき出しでスタックしやすかったりゴミを拾いやすかったりという欠点があるかと思います。
自分は冬~春にかけてテトラ帯をスイムベイトをデッドスローで巻くというアプローチをしたりするのですが、そのときのスタック対策として行き着いたのがコレです。
こんな感じにお腹部分にブラシガードを突き刺すというもの。
もちろんライン角度と巻き速度によってはスタックすることもありましたが、結構効果を感じられて、ずるっとスタックせずに抜けてくれる確率が上がったように感じます。
本数増やしたりすればもっと効果出そうですが、フッキングとの兼ね合いもあるので、自分は左右斜めに一本ずつ刺す形で使っています。
ちなみにブラシガードを抜けなくする方法としては、突き刺す方の先端を折り曲げてあげればOKです。
これでスキッピングさせようがフルキャストしようが、全く抜けなくなります♪
まぁこのチューニングを思いついたあと、色々調べていたらデプスのラドラビットと完全被ってるやんwって知ってちょっと絶望したんですけどね。笑
結論的には他の手持ちのスイムベイトをラドラビットチューンする方法的な感じですね。笑
(5)やわらかカスタム
最後です!最後はいよいよ・・・煮ます。
…否、鍋でワームなんか煮始めた日には、奥さんにマジで家追い出されるので、洗面器にスイムベイトを入れ、熱湯を注いで湯煎します。
お好みの硬さでどうぞ。よりスローに使いたい場合には、長い時間で柔らかめに。
最後は「バイトパウダーエビ」をまぶしてから、密閉容器でシェイクして完成です。
匂いだの味だのの効果はさておき、目的は表面をコーティングためですね。
ちなみにパウダーをまぶす前には、キッチンペーパーなどでよく水気をとった方がいいです。
水がついたまま粉ぶち込んでシェイクすると、汚物まみれのスイムベイトが出来上がるので要注意!!←実際やらかした人
なお、柔らかくなる=ボディの張りがなくなり、ルアーが出す波動は弱くなる方向なので、なんでも柔らかくてボディが動きやすいのが良い…というわけではないと思いますが、よりスローになまめかしく…という風にしたい場合には良いカスタムかと思います。
まとめ
スイムベイトのチューニングやカスタムについてまとめてみました。
なんだかそろそろデビスイデッドスローとかでデカバス釣れる気がしてならないよ…
手持ちのルアーをベストセッティングにしてあげて、冬~春のシビアなバスに立ち向かいましょう!!(=゚ω゚)ノ