【インプレ】レイドジャパン発 NEWバズベイト[マスタブラスタ]
- 2018.06.28
- タックルインプレッション
- マスタブラスタ, RAID JAPAN, MASTERBLASTER, マスターブラスター
レイドジャパン発のカナモ氏こだわりのバズベイト、マスタブラスタ〔MASTERBLASTER〕を入手。
早速試投してきましたので、軽くインプレ!!
カナモはバズベイター?カナモとゲーリーバズの話
カナモ×バズベイトという組み合わせは、個人的に以前はそんな印象になったのですが、2016艇王チャンピオンカーニバル(新利根川)で魅せたカナモ氏のバズベイト劇は結構な衝撃でした。
▲出典 : 釣りPLUS
奥田さん、青木プロが苦戦を強いられる中でひたすらバズベイティング…からの大逆転優勝…!!
別に自分はレイド教でも何でもないんですが、このときはまじで単純に『カッコイイ!』と思いましたね…
そして『バズベイトはやっぱりチカラのあるルアーだ…』と。
マスタブラスタのスペック&ギミック
そこから約2年、満を持して(?)発売されたレイドジャパン初のバズベイト、マスタブラスタ。
そのスペックとギミックを実物画像と共にまとめます。
φ1.4mmの強靭極太アーム、浮力性を高めるワイド&フラットデザインヘッド
φ1.4mmワイヤーは…マツバズ(デプス)がφ1.6mmなので極太ではありませんね。笑
でも後述しますが十分な強さはあると思います。
また、浮力性を高めるヘッド形状もまぁバズではよくやられるデザインなので目新しさはあまりないかなぁと思います。
個人的におっと思ったのはヘッドのセンターにキールが入っていて、恐らくこれで直進性を高めている点と、ラバースカートの開きが良くなるようにタイイングする部分の径を大きくしている点です。
オリジナル形状ペラ&フリクショナルサウンドシステム
オリジナル形状ペラはパッと見は特に特徴のないペラ。ですがペラのホールが楕円形にされていることや、後述するアルミパイプと3点接触することなど、細かなこだわりが見受けられます。
そして一番目を惹くポイントは、やはりこのワイヤーに被せられたアルミパイプでしょう。
▲出典 : レイドジャパン マスタブラスタ解説動画
ステンレスワイヤーにアルミパイプを被せることでペラと接触するパーツの全てがアルミ素材となり、従来までのバズベイトサウンド(アルミペラ×ステンレスワイヤー&アルミリベットとの接触音)とは異なる、もっと柔らかい生命感のある(?)サウンド、『ワシャワシャサウンド』を実現しています。(パケ裏にワシャワシャサウンドって書いてあるんですよ。笑)
また、これによりペラとの接触面積が増えて、ペラの回転にもトルクが出るとか…
ワシャワシャサウンドがよりバスに好まれる音なのかどうかはわかりませんが、発想としては凄く面白い!好きですこういうの♪
マスタブラスタの使用感
実際に使ったところ、結論を言えば『これいいわ、結構多用することになるかも』です。
自分の中では評価高いです!理由は以下にまとめます。
遠投性◎たしかに飛ぶ!!オカッパリの強い味方になりそう。
下記に埋め込んであるカナモの解説動画でも言われていますが、マスタブラスタのヘッドは12gで、全体重量は20.5g(実測)と、ほぼ3/4オンスクラスです。
動画の中でもカナモ氏が『安心して‼︎めちゃくちゃ飛ぶから‼︎』と自信満々で語っていますが、確かに飛ぶ!
水推し重視のバズベイトは、基本ペラが大きくて投げにくく、飛距離が出ないということが一番の難点です。
ボートではあまり気にならないかもしれませんが、オカッパリではやはり飛距離がほしくなるシーンが多々あります。
また、キャスト時の軌道も安定しやすく、弾道を浮かせずしっかり投げられます。
つまりボートでもメリットあるということです…実際カヤックで投げても、コントロールがつけやすくてピンを狙うときに凄くいい感じでした。
サウンド◎、たしかに良さげな音
フリクショナルサウンドシステムはバズベイトでよく言われる『慣らし運転不要』とのことでしたが、たしかに最初から釣れそうな音。
ただ、どんな音がバスに好まれるなんてわからないし状況によっても違うだろうし、釣り人側の好みの問題になるとは思うんですけど。笑
それでも個人的には良い音してんなって感じ。確かに『ワシャワシャ』してて、ステンレスワイヤーと擦れる音よりも柔らかい感じですね。
ワイヤーの強度◎、ナナマル雷魚でも変形少ない
先日の釣行にてマスタブラスタで釣り上げたナナマル雷魚…
多分ボルグリだったらこれ修復不可能レベルまでワイヤー開ききってたと思うのですが、マスタブラスタは軽く開いた程度。
φ1.4mmいいです、これなら長く使えます!
アップクロスキャストでの使用は▲、別スペックも出してほしい
ヘッドは重いけれど、水を受けて浮き上がるから大丈夫!・・・確かに通常はそうなんですが、リバーバスフィッシングにおいては、アップクロスにキャストしてから巻いてくる場合(上流から下流に巻いてくる場合)、ヘッドが受ける水流は小さくなります。
そうなるとリトリーブスピードは早めでないと沈んでしまうので、使えるスピードにだいぶ制限が出てきます。
例えば、もう少し軽いヘッドで【スローリトリーブスペック】みたいなのもあれば使い分けできるんですけどね…少数派の意見だとは思いますが。
まぁ、ボルグリ3/8オンスでカバーできると言ってしまえばそれまでではあるんですが。笑
アルミパイプの摩耗がやや不安
先日の釣行で1、2時間程度使いましたが、アルミパイプ結構削れてましたね…写真じゃわからないと思いますが、ペラとの接触面が僅かに凹んでいます。
とはいえ恐らくですが、アルミパイプが擦り切れる前に絶対フックやワイヤーがアカン状態にはなると思います。笑
でもアルミパイプ擦り切れたら面白いですね(;゜0゜)!
そこまで使い切れたら、ズバベイターレベル相当上がってるでしょう♪
そうえば若干左曲がりです
ものによっては右回り左回りとかラインナップされてますが、マスタブラスタは…
ええー…どっちから見て右左言えばいいのかわからないので下の図でどうぞ↓
アングラーから見てリトリーブコースが若干左に曲がります。
若干ですけどね。ラインメンディングでほぼ真っ直ぐ引いてこれるレベルです。
マスタブラスタによる釣果
上に書いてますがとりあえず初っ端で雷魚釣れましたw
バス釣れたら、また追記しておきます!
ワシャワシャサウンドで釣っちゃうぜ!
カナモ氏による解説動画
▲参考に貼っておきます。アクション、サウンドも確認できます♪
まとめ
軽くインプレとか言いながら、使って思ったことを書きなぐっていたら長文になってしまいましたが…
マスタブラスタ、総じて良いバズベイトだと思います!
あとは安定供給されるかがカギかなと。
ワイヤーベイトってフック交換できないし、ワイヤーの疲労、ペラの摩耗も起こるものなので、消耗品です。
ダッジみたいにもったいぶらず、安定供給お願いしますレイドジャパンさんっ!!
★バズベイトほとんど使ったことないけど、この夏に『ズバベーイトっっっ』とやりたいバサーは、難しく考えずに投げて巻きまくってみてください♪
★私が最も信頼しているバズベイトは、ノリーズボルケーノグリッパーです♪
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